あやのん手帖

セレクトインテリアショップ「SHIOGAMA APARTMENT STYLE」のスタッフがつづるブログ。

No.1130_WS1150のシートを交換

毎度お世話になります!

松永です∴

ピノもロングライフな商品ですよね。
たしか1976年生まれ。


WS1150君のシートの交換の前に、
カリモク60のパーツ交換について。


カリモク60の家具は、いたんだパーツを交換をしながら永く使うことができます。
特に座面はいたみやすいので、ダイニングチェアもシートパーツの販売があります。


Kチェアなら全部のパーツ販売があるので、
シートのバネが折れても、背もたれの生地をネコちゃんが引っ掻いて破っても、
アームをワンちゃんがかじっても、模様替えの時に前桟をぶつけて傷がついても、
それぞれを1つづつ新しいものに交換ができます。

そうやっていたんだパーツを交換し続けて、こどもの代も、孫の代も、ずっと使える家具なんです。
ネジをどっかになくしちゃっても、組み立て部品だけで販売もしています。


ロビーチェアは、モールドウレタンのシートを1枚から交換ができます。


パーツ交換ができない箇所でも、ほとんど修理可能な場合が多いです。
今回の様に、カリモク60になる前のKチェアなどのパーツもご注文いただけます。


もしカリモク60の家具で壊れたり傷が付いたりしたところでお悩みの方は、
是非一度シオアパまでお問い合わせください。
メールでお問い合わせいただいても大丈夫です。



さぁ、WS1150君のシートを交換します。

寄った写真だと、シートの傷み具合がよく分かります。

先にシートを箱からだします。
今回はカリモク60になる前の仕様なので、注文してから40日程かかりました。
カリモク60のシートパーツなら、カリモクの在庫があれば1週間ほどでお店に入荷出来ます。



傷付けないように、ふとんに寝かせてあげます。
※傷の原因になるので、マットの上など柔らかい場所で解体・組立てをしてください。




そしたらアームをはずします。カリモク60のKチェアとちがい、ボルトが2本。
解体されるのはいつぶりなんだろう、WS1150君。アームとシートの間がかなり汚れていました。

アームをはずす時は、前桟に入っているめねじがどっかに転がって行かないように注意です。



シートと背もたれになったWS1150君。
裏返すと2つをつなげる六角ボルトがあるのでこちらも外していきます。


シートパーツをご購入いただくと、無くなってしまいがちな組立て説明書やレンチが付いてきます。
なので「無くしちゃったから組立てできないワ〜」なんて心配もご無用です。
用意して頂くのはプラスドライバー1本だけ。



シートと背もたれのあいだから、お弁当の割りばしの袋が出てきました。


そして新しいシートをつけます。
もともとの(1970年代?)背もたれと、2017年のシートが出会います。先輩と後輩ですね。


さっきまでの逆の手順で付けていきます。
シートと背もたれは最初は締めすぎないようにつけて、
片方のアームをつけて、
前桟をつけて、(前残のめねじは穴あるほうが奥です!)
ひっくり返してもう一方のアームを付けます。


ネジなどはきつく締めないで、一度きちんと組みあがっているか確認します。

確認したら、ネジは本締めをします。
最後に、シートと背もたれをつなぐ六角をもう一度しめます。
しめるといっても、間をきちんとのこします。
これくらい。


そしたら・・・

組みあがり!
WS1150君が新生WS1150君になりました。
これで、また座ることができるようになりました!


構造が簡単なのでだれでも解体組み立てができます。
こんなふうに、永く使っていけるKチェアです。


アームとシートの間、シートと背もたれの間はゴミやほこりがたまりやすいので、
パーツ交換の時だけではなく、定期的に分解してお掃除するのもいいですね。


今回シートを交換した新生WS1150君は、今シオアパの3階にWS1150君と並んでいます。
実物が気になる方はぜひみにきてくださいね!


※今回の解体の方法はカリモク60のKチェア解体と同じですので、シート交換の際にお役立てください。


今回シートを交換してみてKチェアとの違いを発見しました!
No.1131_WS1150とKチェアの違い - あやのん手帖