あやのん手帖

セレクトインテリアショップ「SHIOGAMA APARTMENT STYLE」のスタッフがつづるブログ。

 No.450 大きいほうと、小さいほう

ロビーチェアと、Kチェアのボタンの大きさは、ちょっと違います。
思い出してみてください。また、ご自宅に両方ある方は見比べてみてください。
どちらが大きいか・・・

左:ロビーチェア(ソフトキャメル)のシートクッション
右:Kチェア(スタンダードブラック)
うーん、少々見え辛いでしょうか、、(すみません!目をこらしていただいて...)
ボタンの大きさ。ロビーチェアの方が大きく、Kチェアの方がちょっと小さいんです。


並べて見比べると、けっこう印象が違いますね。


また生地を、裏側のウレタンと縫い合わせているキルティングのデザインも、
・ロビーチェアはダイヤ形
・Kチェアはタテヨコのマス目
ロビーチェアがなんだかエレガントに、
Kチェアがよりスタンダードに見えるのは、このキルティングの違いが大きい!と思います。



上の写真、伊藤オーナー協力のもと撮影。
無理な体勢をとらされて、肩がとっても痛そうです。
(オーナー、ありがとうございました。花粉症で目がツラかっただけとのことでしたが、痛テテテ...って、言ってました。)


また、大きいほう、小さいほうといえば...
小さい方のこの2脚。

ホームランキッズと、Kチェアミニです。



大きいほう、小さいほう。
Kチェアと、Kチェアミニ。
Kチェアミニを企画する際、はじめは名だたる名作チェアのように、
手のひらサイズのKチェアミニを作ろうとしていたそうです。
ところが、『カリモク60(ロクマル)』の「60」にかけて「60%」の大きさで設計したところ、
ちょうど子どもが座ることができるサイズ!
座れるミニチュアとして現在のKチェアミニが誕生したそうです。
これは、当時のブランドマネージャーから聞いた、ウソのような、ホントの開発秘話。



KARIMOKU NEW STANDARDホームランと、ホームランキッズ。
シルヴァン・ウィレンツという、かなり熱いハートを持った男性デザイナーですが、
来日してカリモク家具の工場見学をした際に、椅子やテーブルの脚を削り出している工程を見て
「なるほど、ここは野球のバットを作っているわけだ。」と勘違い、
その後「あれは椅子の脚だよ!」と伝えたそうですが、
野球バットの印象があまりにも強く、できたデザインは「HOMERUN」!
熱い...ですね!


一見奇抜なアイデアに思えますが、座り心地がなかなかイイと評判です。
本場の野球選手も座っていただけそうな広めのシート。
後に誕生したホームランキッズも、Kチェアミニの人気の高さには今のところ及びませんが、
いい造りをした小生意気なキッズチェア。これから要注目のルーキーです。(...キマった!)


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