No.161 マルニ木工2011新作展示会
東京インターナショナルギフトショー、
MONTAGE EXPRESS TOKYO、
FOR STOCKISTS EXHIBITION、に行くため2連休をいただいておりました。
ありがとうございました。
7日(水)、マルニ60のトークイベント「天然木の家具について考える」に参加してきました。
パネラーは、D&DEPARTMENT PROJECT 代表 ナガオカケンメイさんと、
マルニ木工取締役営業本部部長の山中洋さん。
会場のマルニ木工東京ショールームでは『マルニ60新作展2011』が行われていました。(9/6〜9/8)
マルニ60の『オークフレームチェア』に使われているのは、ホワイトオークという木です。
木目が美しく、力強いことから「森の王様」と言われているそうです。
そんなホワイトオークがこちら、
この太さで、樹齢は約45年です。間伐材として伐採された木です。
家具の材料として使えるまで育つには、100年近くかかります。
そうして育つうち木の中には、「シミ」「節」「入皮」と呼ばれる成長の跡ができます。
今までそうした部分があると、家具の材料には使えなかったそうです。
だから、時間をかけて育ってもこんなにたくさんの木材が家具にはなれず、燃料などになっていたそうです。
でも、家具に使うと・・・
木を感じさせるチャームポイントになるんです。
アームの付け根に節の跡があります。
そのアームは、切り出した木を「曲げて」作ります。
曲げることで、横から見たときに木目が途中で切れずにそろいます。
木目が切れないことで、目に沿って割れてしまうのも防ぎます。
必要なサイズを曲げて使うため、カットして捨ててしまう部分も少ないんです。
曲げた後さらに3つの工程を経て、アームトップが完成します。
広島の本社からみえていた方から「墨取りっていうのをして...ここは3次元なんです!」と、
アームの工程について、熱く教えていただきました。
途中で登場したグリーンのチェア!
今月よりマルニ60に新しい張り地が5種類加わります。
これまでなかった新しいアイテムも2種類登場します。
くわしくは次回!
トークイベント中にいただいたピオーネ!
わたしはまんまとひっかかっちゃいました。笑
次回予告:『広島発、かつて私は「宮島」だった。の巻』
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