あやのん手帖

セレクトインテリアショップ「SHIOGAMA APARTMENT STYLE」のスタッフがつづるブログ。

No.1067_展示会に行ってきました!②

毎度お世話になります!

松永です∴

おにぎりは鮭系とおこわ系が好きです。


引き続き、展示会に行ってきました!ブログ。
第2部です。




国際家具見本市と同日、天童木工の東京ショールームに潜入してきました!

405060展と、今夏のリオオリンピックで話題になった卓球台、三英infinityを見に行きました。

シオアパ担当の方がショールームにいらっしゃったので、たくさん聞きたいことも聞けて、とても勉強になりました。


405060展は、マルガリータ(ソファ)40歳・ヘロン(ロッキングチェア)50歳・バタフライスツール60歳を迎えることを記念して開催されたもの。
この3つ、すべてシオアパでお取り扱いしてます。

左 マルガリータ(highタイプ)
奥 マルガリータ(lowタイプ)
右 ヘロンロッキングチェア
前 バタフライスツール





こちらはブラジリアンローズウッドで作られたバタフライスツール。

柳宗理デザイン。
ブックマッチの座面がめちゃめちゃカッコいいスツールでした。(座面の写真撮ればよかった。。。)
バタフライスツール、座るだけなら150kgまでイケるそうです。

見入っていたら「お手を触れないでください」の文字が全く見えず、お手を触れてしまいました。
気付いたら手が伸びていました。笑



柳宗理は当時の最新技術を用いて、みんなが「あっ」と驚くものを作りました。


そして古さや時代を全く感じさせない、今の時代にも通用するもの。普遍的なデザインのもの、まさにロングライフデザインの家具をつくりあげました。


天童木工には今回の展覧会の3つ以外にも、何十周年という家具がたくさんあります。
天童木工のパンフレットには、
「優れた家具とは何でしょうか。それは次の世代に受け継がれていく財産だと私たち天童木工は考えます」
と書いてあります。これもロングライフデザインの考え方ですよね。感激です。



剣持勇柏戸イス。

このイスに会いたかった!
美術館の暗いロビーにちょこんとありそうな、重厚感のあるイス。
絶対買えないので(62万円)、たくさん触っておきました。
剣持勇のデザインは力強く荒々しい。



柏戸イスに座っちゃった!!
普通に木なので座り心地は硬いです。
木目をわざと立体的に出るように仕上げているので、触り心地はごりごり感もあります。



ずっとイスの話を聞いていたら、62万円でも安いんじゃないかと思い始めてしまいました。
いや、決して金額は安くない。安くない。
でも、それだけの技術が詰まってる。


柏戸イスに限らず、天童木工の作品(あえて作品と呼びたい)は、全ての工程が“超”職人技。
ひとつの作品に対し、色んな部門のたくさんの職人さんが手をかけて完成します。
それぞれの職人さんが、それぞれの職人技を持っています。


機会があれば、みなさんにも製造工程の映像をみてほしいんです。

色んなことを知ってから作品をみると、なんだか今まで以上に愛着が湧いてしまう、不思議な天童木工の家具達です。



第3部へ続く・・・。