あやのん手帖

セレクトインテリアショップ「SHIOGAMA APARTMENT STYLE」のスタッフがつづるブログ。

 No.278 カリモク家具工場見学会in岐阜 〜リビングテーブル編〜

4/11(水)カリモク家具工場見学に行ってきました!
内容盛りだくさん!なので、「リビングテーブル編」から。


カリモク家具、本社は愛知県知多郡東浦町にあります。
工場は、7カ所、すべて愛知と岐阜にあるんです。
東浦や半田の方に5ヶ所、岐阜に2カ所あります。
製造しているアイテムごとに工場が違って、「この工場は、これ!」と専門を特化しています。


今回はそのうち、岐阜の2カ所の工場、
「岐阜キャビネット」と「岐阜カリモク」へ行ってきました。
岐阜キャビネット(昭和44年〜)では、デスク・ローボード・応接テーブル...
岐阜カリモク(昭和48年〜)では、食堂椅子・食堂テーブル...を、製造しています。


朝、集合はJR東海道線穂積駅


はじめに見学するのは「岐阜キャビネット」です。

学習デスク、ローボード、応接テーブル...


たとえば、

こちら。カリモク60のリビングテーブル。
ここに置いてあるのは「ベンチマーク商品」と言って、製品を作る際の"お手本"です。
リビングテーブルの横に、カリモク家具のローテーブル、テレビボードも置いてあります。
デスクや、引き出しのあるアイテムもあります。
また万が一、不良が出てしまった時の情報共有、
毎日チェックをするためのスペースが、こんなふうに工場の中にあります。


岐阜キャビネットで作られるアイテムは、なんと「713品番」もあります。
(ちなみにカリモク家具全体では「4800品番」)
そのすべてに、製造に必要な設計図や、商品と一緒にみなさんに届くトリセツ、
ダンボール梱包のサイズまでがキッチリと書かれたファイルがあります。
さきほどのリビングテーブルのは、こんな感じです。
(門外不出、貴重なファイルです〜)


60(ロクマル)のアイテムはこのへんですが...
(サイドテーブル、リビングテーブル大、ローテーブルなども!)
ずらっ。

このフロアだけで、こんなにファイルが使われています。
いつでも確認できるよう、これも工場内に。
なにか変更があれば、もちろんファイルの中身も更新。



そんなリビングテーブルのおなじみのメラミントップ天板は、
はじめこんな四角い形をしているんです。
ここからひとつずつ形や角度を整えられて、


ここまで来ると、なじみのある形になりますね。
組み立ての方法や金具パーツは、改良のためマイナーチェンジを繰り返しながらも、
ずっと、このメラミントップの天板が作られ続けています。


では・・・

これはなんでしょう?


この細い部材は、

こんな風にベルトサンダーでヤスリをかけられて、


木枠に、

接着してはめ込まれて、



はいっ!
出来ました。
リビングテーブルの、棚板(天板下のラック)です。



カリモク60のリビングテーブルはノックダウン(組み立て式)です。
この他、脚や組み立て用のボルトなどと梱包されて、シオアパへ、そしてみなさんの家へ!


さー、ここまでで一日がかりの工場見学3分の1か、4分の1です。まだまだ!笑

お昼ごはん食べて休憩でーす!お弁当お弁当♪


今回はスタッフのみの見学会でした。
やっぱり内容がすごいです。工場の方も詳しくアツく語ってくれます。
知多カリモクや東浦カリモク(Kチェアの工場)は、
お客さんと行く「カリモク家具工場見学会」を6年くらい続けさせていただいています。
でも岐阜カリモクや岐阜キャビネットは、まだ企画したことがなく、私も初めてです。
だから、お客さんも行ける工場見学会、岐阜もぜひ企画しますね!


それでは、続きをお楽しみに☆(つぎは、ダイニングチェアにあんなことやこんなことを...)


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