No.5 手に入れたいもの

こんばんは。
シオガマアパートメントスタイルの林です。

今日、大学生の男の子がカリモク60のKチェアを買いに来てくれました。
夏休みにバイトしてお金たまったんで！と言うので、思わず、おつかれさまです！と返してしまいました。

わたしがバイト代をためてKチェアを買ったのも、短大生の秋です。
いま思うとだいぶ無理をした気がしますが、わき目もふらずこれを買う！と必死でした。
それから一人暮らしをはじめ、Kチェアと一緒に引っ越しをしてきました。
ちょうど３年暮らしたKチェアは、４回の引っ越しを経ていまも１Kの真ん中に置かれています。

彼の部屋にはたしか、手作りのベッドと机（話を聞くと、かなり立派なもののようです。）があるとのことなので、
そのとなりにKチェアが置かれたら、どんな部屋になるかなと楽しみです。
もう就職活動をはじめるらしく、夏休み前に会った時にくらべて大人っぽくなっていましたが、
買っちゃったー！！！と、笑顔で言ってくれました。

Kチェアは、かっこいい部屋の中心として、ご家族のためのソファとして、ご結婚の家具として、
たくさんの方が、それぞれの思い入れで、選んでいってくれる椅子です。

でも、学生の方が、ちょっとがんばって宣言通りバイト代を握りしめて買いに来てくれるとき、
なんか、きゅーーーーーんと、来てしまいます。