№1226_ノートパッド byクラフトデザインテクノロジー
こんにちは、松永です。
昨日、アニゴジの最終章が9日からだと初めて知りました。
第一章を見てしまったし3部完結とのことだったので一応全部見ようかなと思っていたんですが、
いつの間にか第二章も終わってなんなら第三章の幕開けというところでした。
第二章いつ見よう・・・・。。。
私はネタバレOK派です。
No.1221_大須DECO移転1周年&大須DECOの水色の・・・
こちらのブログでご紹介しているチェアは完売いたしました。
ありがとうございました。
No.1220_Kチェア樽ものがたり
こんにちは、松永です!
この間、お客様宅のKチェアのパーツ交換をしてきました。
Kチェアの背もたれとアームの交換。
新しく買い替えることだってできるのに、
ずっと使い続けてもらえていること、ずっと使い続けようとしてくれるその気持ちが、私たちは嬉しいです。
No.1219_おぼろタオル工場見学に行ってきました!
こんばんは、松永です。
シオアパの1階あいたるやさんの秋の新メニュー
カルボナーラミートソースがかなり気になります。
あいたるやさんの謎の中毒性があるミートソース好きです。
この前の水曜日は、
三重県津市の『おぼろタオル』まで工場を見に行ってきました!!
おぼろタオルを当店で取り扱い始めてから、とにかくハマっている私。
すきなタオルの製造工程も見てみたくて、営業担当の宮崎さんにお願いしてみてきました。
7月に日程のすり合わせ、やっと日程決まってやっと行けるー!と楽しみにしておりました。
初のタオル工場見学。
タオルってもっと簡単に作っているものだと思ったら、全然そうじゃなかった!
おぼろタオルでは、糸を仕入れたところからスタートします。
仕入れた糸は、普通に片手で持って大きいな、くらいの大きさ。
この糸の塊を業界用語でチーズ(!)と呼んでいます。(箱の写真しかとってなかったです・・・)
この仕入れた糸を使い、タオルをおる機械(織機)にかける糸の準備をします。
糸を織機にかけて作るので、織機の器具に巻き直す必要があります。ミシンやるときにボビンに糸を巻くのと同じ感じ。
他にメリットもありますがこれは店頭で。
仕入れた“チーズ”を沢山つなげて、めちゃめちゃ大きいドラムにずーーーっと巻き取っていきます。
この大きいドラムは経(たて)糸、緯(よこ)糸も別で準備します。
経糸 人の頭がみえます。この手前にあるのが大きいドラム。
緯糸 ちょうどこの下に見えるのが仕入れたチーズです。
こうして準備した糸を織機にセットし、タオル織りスタート。
テリーモーションという動きをする機械。
織りながら、すぐにタオルの横幅サイズにカットしていきます。
カットしてながーーーーーいタオルを巻き取っていくまでが織機の仕事です。
カットしたミミ部分はミシン掛けして、ここまででだいたいタオルの姿をしています。
例えばガーゼタオル、百年の極み、といった種類わけができます。
地の完成です。
↑タオルの状態になって染め待ちのタオル
ここから先はタオルに色をつけていきます。
先に、おぼろタオルの社名の由来にもなっているおぼろ染めを施します。
おぼろ染めは緯(よこ)糸のみ染まり、ちょうどパイルの白い糸の下に絵柄が出るようになります。
それが水にぬれるとぱっと柄が表れる。
その様子が、おぼろ月夜が晴れていく様子にみえるということで「おぼろ染め」という名前になりました。
そしてそのまま社名に。
おぼろ染めの為の版はなんと全て手彫り!
柄が細かいほど難しく、時間もかかり根気のいる作業になります。
版を、おぼろ染め用の回転する機械につけて、一枚一枚染めていきます。
こちらは大須DECOオリジナル銭湯タオルを作った時のおぼろ染めの版!
この版をつかったタオルは大須DECOでお求めいただけます。
おぼろ染めが済んだら、タオルからノリなどをとり、漂白する晒し工程へ。
晒し工程前までは仕入れた“チーズ”のままの生成りの色をしています。
晒しが完了したら、キレイな白のタオルができあがります。
未ざらしの糸で織り、漂白などの晒しをあとから行うので「後晒し」と呼んでいます。
今治タオルは糸の状態で先に漂白などを行う先晒しです。
このあと全体の染色を行います。
かなり時間をかけて念入りに晒しを行っているので、染色工程での色ムラがおこりにくくなります。
晒したり、染めたタオルは最終的にまた洗います。ここでもとにかく念入りに洗いをかけます。
その後、タオルを乾かして、ミシン掛け。
熟練の職人さんはミシン掛けがめちゃめちゃ早い!気を抜いたらいつのまにか指縫いそうなくらい早かったです。
ここまで来たらタオルが完成!
最後に、出荷の為の袋づめ、金属探知機の作業を行います。
金属探知機まで通して、やっと出荷が出来る状態になります。
普段何気なく使っているタオル、製造工程盛りだくさんすぎる・・・!
実はタオルって普通は織り屋さん、染め屋さん、、、といった分業体制を取っているところが多く、
おぼろタオルのような糸から織って、販売まで行う一貫生産をしているところはかなり少ないです。
三重県はタオルの三大産地と言われていますが、タオルメーカーはなくなってきています。
泉州・今治・三重 よりも、泉州・今治・おぼろ と言われるほど。
その要因のひとつとして、分業体制を取っていたことにより、
1つメーカーがなくなると連鎖してたくさんのメーカーもなくなってしまったという事。
一貫生産をしているおぼろタオルだから見ることが出来たこの光景です。
おぼろタオルでは細い糸をつかったタオルを沢山作っている為、
糸の扱いからデリケート。
ガーゼタオルなんかはタオルを織るのも最新式の早い動きの織機だと糸が切れたり、風合いも再現できないため、
あえて古い織機でゆっくりゆっくり織っていきます。
「小さな会社で小さな工場で、大手や安い海外製と戦っても勝てないから、質重視でタオルを作り続けている」
と工場を案内してくれたおぼろタオルの森田さん。
やっぱり質がいいんですよ・・・(おぼろタオルどハマりの松永)
今朝も、違いを実感したところですがまた更に長くなりそうなので今日はこの辺にします。